『 Ki-Yan × MetropolitanCROSSbottle 』
メトロポリタンクロスボトルはニューヨーク進出に向けて厳選アーティストとのコラボレーションを次々と展開していきます。今回コラボしていただくKi-Yanは、今や世界からのオファーを受けてらっしゃるアーティストで日本的デザインではあるが、作品は海外の色を感じさせる魅力的な作品です。こちらも、メトロポリタンクロスボトルのためだけに新たに作品を描いていただきました。是非、額にいれてこの世界感を楽しんでいただきたいと思います。来週、再来週の展示会でお披露目です。
Ki-Yan(木村英樹)
日本橋高島屋の一面を彩り、格式あるお寺、高級ホテル、旅館、ブティック、ドーム等、世界の様々な場所の壁にはKi-Yanの作品がある。
とにかく、圧倒される迫力。かっこよさに息をのむ。その場所をそこに立つ者の位を高めてくれる、興奮させる、だけど物凄く心地よい、そんな絵を描かれている。
「絵だけは好きやったな。俺は天才やと思とった。絵の世界の美空ひばりやと思てたんや」と笑いながら語る。そんな「絵」に対する思い、もう一度描きたいという気持ちが、あと数年で60歳というときに「むくむくと湧いてきた」のだという。35年ぶりにとった絵筆は自分の思い通りにはなかなか動いてくれなかったが、逆にテクニックに逃げるのではなく、本質を見極める力になった。自分に正直に、自分がいま描けるものを描けばよいのだ。努力の跡が見える作品なんてかっこわるい。「大きく、動きのあるリズミカルな絵」が「速く」描けるのが天才、「落書きと刺青になる絵は描かない」という木村流絵画哲学で力強い作品を次々に生み出し、青蓮院のふすま絵という大作につながった。「かっこ良かったらえーやん、面白かったらえーやん」。キーやん(木村さんの通称)流の生き方は、どこまでもスタイリッシュだ。
Ki-Yan公式サイト
http://www.ki-yan.com/